婦人科腫瘍
婦人科腫瘍とは?
婦人科腫瘍とは、子宮・卵巣・膣・外陰部など女性特有の臓器に生じる腫瘍の総称です。腫瘍には良性(例:子宮筋腫、卵巣嚢胞、子宮頸管ポリープ)と悪性(がん)があり、悪性の場合は早期発見・適切な治療が何より重要です。
当院では、症状の評価、精密検査、良性疾患の内科的治療から、悪性が疑われる際の速やかな専門機関への連携まで、一人ひとりのライフプランに寄り添いながら丁寧にサポートいたします。

婦人科腫瘍
-こんな症状はありませんか?
- 不正出血・性交時出血(とくに閉経後/生理以外の出血)
- 腹部膨満・早期満腹感、食欲低下、体重減少
- 骨盤部痛・下腹部痛・腰痛(持続する/周期と無関係)
- おりものの異常(量・色・悪臭の変化)
- 頻尿・排尿痛・便秘など骨盤内臓器の圧迫による変化
- 外陰部の変化(かゆみ・色・しこり・潰瘍)
これらの症状は必ずしも腫瘍とは限りませんが、放置せず早めに相談する事が安心につながります。
当院でできること(診療の特徴)
| 1)問診・身体診察 | 症状の経過、月経・閉経状況、妊娠希望の有無、既往歴、服薬、家族歴(遺伝的リスク)まで丁寧に確認します。 がんが疑われる場合は迅速に精査を行い、連携先の専門病院にて精密検査をご案内いたします。 |
|---|---|
| 2)検査 | 経腟/経腹超音波検査、子宮頸がん検診、子宮体がん検診、MRI/CT(紹介) 生検/病理検査 |
| 3)良性腫瘍の治療 | 子宮筋腫・腺筋症は薬物療法や手術などを適応に応じて選択します。 ポリープは外来での切除+病理検査で確定診断します。 |
| 4)悪性腫瘍が疑われる場合の連携 | 悪性が疑われる所見(画像・腫瘍マーカー・内膜病理など)がある場合は、婦人科腫瘍専門医が在籍する施設へ速やかに紹介し、手術・化学療法・放射線療法などを含む包括的治療につなげます。 |
検査・診療の流れ
症状や既往歴、生活習慣を確認します。
超音波/血液(貧血・炎症・腫瘍マーカー)/頸がん検診(細胞診・HPV)/子宮体がん検診
必要に応じて MRI/CT、生検
良性は薬物・手術の選択、悪性が疑われる場合は専門施設へ連携
症状・画像・血液の変化をみながら中長期で管理
受診のタイミングと「救急サイン」
すぐ受診
1)閉経後の出血/生理以外の明らかな出血、
2)2週間以上続く骨盤痛や膨満感、
3)性交時出血・痛み、
4)おりものの異常(悪臭・色調変化・血性)、
5)急な体重減少・食欲低下
救急(時間外や救急外来)を考慮
急激な下腹部痛+吐き気・冷汗/ふらつきなど
上記の卵巣腫瘍の茎捻転や破裂を疑う症状は緊急手術が必要になることがあります。
生活の中でできる「早期発見」のためのヒント
- 頸がん検診(細胞診/HPV)を定期的に受ける(年齢や自治体推奨に準拠)
- 月経周期・出血の詳細・痛み・体重の記録をつけておくと診断に役立ちます。
- 禁煙と適度な運動、バランスのとれた食事。
- 閉経後の出血は一度受診ください。
よくある質問|婦人科腫瘍関連
腹痛や骨盤の違和感が続いて気になっています。
子宮筋腫や内膜症、卵巣嚢胞、腫瘍のほか、子宮体がんや卵巣がんなど腫瘍の影響で「骨盤部痛・圧迫感」「下腹部の鈍痛」が見られることがあります。症状が2週間以上続く場合はご相談ください。
下腹部のしこり(腫れ)が触れるのですが…
卵巣腫瘍(良性・悪性を含む)では、お腹の表面に腫瘤(しこり)が感じられることがあります。良性の場合もありますが、検査で確認することが重要です。
腟からのおりものが増えたり、悪臭があります
膣や子宮頸部の腫瘍によって「血性・悪臭性の異常なおりもの」が見られることがあります。腫瘍だけではなく感染症との鑑別も必要です。
まずはお気軽にご相談ください
「いつもと違う」と感じたら、早めの相談が安心につながります。
Web予約・お電話でお気軽にご連絡ください。
必要に応じて地域の高度医療機関と連携し、適切な治療へスムーズにご案内します。
あなたのライフプラン(妊娠希望や仕事・学業)に寄り添い、納得感のある治療選択を一緒に考えます。
